Murai式による人工雪結晶1

-30℃以下の低温領域でできる人工雪結晶 

-25℃より低い温度では、大きな単一の六花や角柱ではなく、小さな角板が立体的に組み合わさった、まるでおもちゃのブロックので作ったような結晶ができるようになります。上の2つはどちらも9時間かけてゆっくり作ったものですが、単独の結晶が美しく形作られる-20℃以上の世界とは結晶の表情が違うことがわかると思います。

左の結晶は-32.6℃でできたものです。非常に細かなガラス細工の花のような美しい構造をしています。

3枚とも画像の左右は2.8mmのスケールです。

-30℃になると、水蒸気発生装置が霜で覆われるなど、大変条件のコントロールが難しくなります。

それでも、何とか時間をかけて成長させてみると、左のような六角でない断面を持つ角柱状の結晶や、左下のように細い角柱に交互に細長い角板が交互にくっついたように見える結晶などおもしろい形のものが見られるようになります。


さらに温度を下げ、-34℃〜になると結晶に骸晶の角柱や、砲弾結晶が混ざってできてきます。上の写真では、立体角板(毛より上)と砲弾が混在しているのがわかります。立体構造がわかりにくいので、立体視してみてください。
また、下の写真では明らかに砲弾型の結晶ができています。

これ以下の温度領域についてはこれから装置の改良によって到達可能になる予定です。目標は-45℃。もっと長い砲弾集合や「五幣」と呼ばれる結晶を作るのが現在の目標です。

検索サイトからお越しの方は、左フレームが表示されないことがあります。一度下記Topへお越し下さい。
topのURL http://www1.linkclub.or.jp/~kinoko/ 

★当HPの画像の著作権は管理人に属しています。無断使用はご遠慮下さいますようお願いします。