Murai式人工雪生成装置の嫁入り先

Murai式の製作を依頼され、いくつかの学校・施設に納入した。しかし、当然すべて手作りの一品ものであるため、製作には大変時間がかかる。仕事が終わった後、あるいは土日を費やして製作し、納品するが頼んでくる人はだいたい予算がない。そのため、作れば作るほど損をするという、全く割に合わない事になっている。図面を引いて部品を外注に出してみたものの、やはり穴あけや調整などはひとつひとつ手作り、現物合わせになってしまう。


装置をはさんで雪の科学館の神田館長(右)と私

加賀市 中谷宇吉郎雪の科学館
2006.3.12〜

中谷宇吉郎が初めて人工雪結晶を作って70周年の記念すべき日に、お披露目。常設展示され、毎日多くの人が結晶を楽しんでいる。

この装置はラトビアにも展示された2004年製作のMurai式の第1号機Ver.2.0のパーツをすべて取り替え、整備・改良したもので、私にとっては思い出深い装置。

北海道 平松さん 元旭川西高等学校教諭
2006.4.23〜

雪氷学会で知り合いになった旭川西高校の平松和彦さんの希望で製作した、第4号機。Ver3.5 8cm Longtypeと呼んでいるもの。


装置をのぞく平松さん


装置と亀田助教授(右)と担当の学生・太田君

北見工業大学 雪氷学研究室
2006.3.24〜

北見工業大学の亀田助教授の依頼で製作。内部に露天湿度計などの測定機器を入れるために、内部断面が9×9cmと大きくとってあるVer3.2 long typeと呼んでいるタイプ。Murai式の3号機。これの製作には大変苦労した。図面を書き、試作品を製作・予備実験を行ってやっと完成した、最大の苦労作。動作試験で期待した性能が出たときは正直ホッとした。

学生の卒業研究と同時に、-40℃以下の低温環境での雪結晶の成長の研究に使用される。

Murai人工雪結晶研究所(笑)
2005.12〜

本家の自分のところで稼働している装置。ver3.0 9cm Typeと呼んでいるもの。上の北見の装置製作のための試作機として作ったもの。調子がよいので、そのまま自分用として使用している。

新しい機構を試すために、穴をあけたり継ぎ足したり、いろいろ改造しながら使っている。現在は冷却水循環装置を使い、-50℃へ挑戦中。低温領域の雪結晶づくりに挑戦している。


照明装置・カメラなどを設置した状態

北見工業大学 光情報工学研究室
2008.6.15

雪結晶の光散乱特性の研究に使われる装置。
装置後方からレーザーを当てることができるよう背面にも窓を設置。
さらに、筐体自体を微動するために小型化。
設計を大幅に変更して制作したVer.4.0 と呼んでいるもの。
制作には大変苦労しました。

三重県総合教育センター
2008.6.25

本来の目的である理科教育のために使われる装置。
上の装置と同じく筐体を小型化してコンパクトになった新型。
8cmタイプ Ver3.3 と呼んでいるもの。

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