| 一度は見てみたかった皆既日食。今回のトルコ・ヨーロッパ日食はちょうどお盆の時期と重なるベストな日食ということで、天文ガイド誌主催の観測ツアーに参加。コースも晴天率を考えてトルコを選択。 | |
| 1日目:8月7日 成田発〜モスクワ着 |
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| モスクワ空港 モスクワ経由のため、モスクワで1泊。 ロシアの代表的国際空港なのだが、電気はついていないし、免税店はきたないし、空港係員はいつまでたってもこない。空港内のホテルまでのバスも来ない。 おまけに、友人のスーツケースからは現金が盗まれるし、困ったものです。 |
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| 2日目:8月8日 午前:モスクワ〜イスタンブール 午後:イスタンブール〜イズミール |
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というわけで、やっとイスタンブール到着 いよいよ、これからトルコのたびが始まるのだが、1日10時間もの移動になるとはこのときは知らなかったのでした。 |
| 「トルコ皆既日食ツアー」炎の移動コース | |
| イスタンブール アジアとヨーロッパの接点。トルコはイスラムの国だけあって、町の中にはたくさんモスクがあります。 われわれはイスタンブールから途中の観光地へ寄りながら、3日間かけてバスで日食観測地、トルコ中央部「シバス」郊外へ移動していきます。 |
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![]() ボスボラス海峡 ここがヨーロッパとアジアの境界線。 |
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| 3日目:8月9日 イズミール〜エフェソス〜パムッカレ〜コンヤ |
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| エフェスの遺跡にて。 ギリシア、ローマ時代の繁栄を示す遺跡。28000人収容できる劇場跡や、昔の売春宿の標識、公衆浴場、でかい図書館などが残っている。一見の価値あります。写真の後ろの通りに昔はたくさんの人が歩いていたのが、見えるよう。 |
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| パムッカレ 世界遺産。石灰質を含んだ水によって、段段畑状のプールができたもの。近くには、水着を着た人たちが水浴びをしていました。 ただ、世界遺産に指定されて、立ち入り禁止になったところが多く、左の写真のようなものは見えなかった(写真は絵葉書です)。ひどいところは、コンクリートで似たようなものを作ってあって、そこだけは自由に水浴びもできようになっています。 |
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| 4日目:8月10日 コンヤ〜ハフィック(観測地下見)〜ザラ |
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バスでの移動3日目の夕、いよいよ観測地ザラが近づいて来た。もちろん、何もない田舎。 突然バスのスピードが落ちる。と、バスの窓の外にはたくさんの牛の群れが。「遠いところへきたんだなぁ」と実感。 |
| 前日夕方、観測地の下見 長い旅の後、ようやく観測地に到着・下見。 広くて見通しも良い。 |
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ザラの神学校宿舎着 観測地から30分ほど離れた場所が宿舎。 2段ベッドだけど、必要十分! |
| いよいよ明日は日食の日であるが、空は雲が多く一抹の不安が心をよぎるのでした。「明日雨だったら、ここまで何しに来たんだろう」。 | |
| 5日目:8月11日 日食当日 ザラ〜観測地ハフィック〜ザラ |
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| 皆既日食当日 皆既は午後1時過ぎなのに朝6時に目がさめました。心配をよそに、天気は快晴。昨日下見を終えた観測地に移動し、観測の準備を整えて日食を待まちます。観測地は、ザラの神学校の敷地内の広場。 準備をしているときも、コーランの音が聞こえる。「天文ガイド」の本部からは、誰が持ってきたのか、なつかしの庄野真代「飛んでイスタンブール」の放送が流れてくる。 |
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| リハーサルをしてみる 皆既日食はあらかじめテスト撮影ができないので、ぶっつけ本番。とりあえず、カッコだけでもリハーサル。こんなところ〔失礼)にもコカコーラを売る売店が出ていて、アメリカ産業の偉大さを実感。 部分食が始まって、緊張が高まって行く。太陽が三ヶ月状になるころ、まず日差しが少し弱くなっているのに気づく。肌に日差しがジリジリと感じなくなる。ただ、普通の夕方と違うのは太陽が真上にあること。さらに、気温が次第に下がっているのがわかる。 |
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| 日食の経過 |
ダイヤモンドリング 皆既になる直前と終わった直後のホンの数秒だけ、月の影から太陽が顔を出してできる。特に皆既が終わる瞬間は「ダイヤモンド」と言う名にふさわしい。 |
皆既中 今回は約2分の継続時間。この2分間を味わうために、はるかここまでやってきたと思うと、感動もひとしお。 空には、真っ黒な太陽、そのまわりにはうすくハケではいたように広がるコロナ。空には星が見え、地平線は360度夕焼け。空気のにおいも温度も、遠くに聞こえるまわりの歓声も牛の声も、体験した人にしかきっと分からない世界。あまりの感動で、涙が出そうになる。 【撮影データ】 高橋製作所 6cm屈折赤道儀 f500mm 露出1/4秒 フジカラーリアラ 撮影機材について |
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| 観測を終えて ここまでやってきた苦労が報われ、思わずバンザイ。緊張が解けて、笑いが出る。しかし予想よりずっと不思議、ずっと感動的な体験でした。 |
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| 天文ガイド「黒い太陽を撃て」ツアー、Cコース参加者で記念撮影。 | |
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夜食堂で 祝勝会?が開かれました。テレビではどこのチャンネルでも皆既日食のニュース。他の地域ではどうだったのか気になり、みんなテレビにくぎ付けです。 余談ですが日食観測を終えて宿舎に戻った夕方、雷とともに土砂降りになりました。 |
| 翌日のトルコの新聞 もちろん皆既日食一色。しかーし、トルコ語のため、何が書いてあるか全く分からないのです。 |
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| 6日目:8月12日 ザラ〜カッパドキア〜アンカラ泊 |
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カッパドキア どうしても見てみたかった、きのこ状の奇岩がそびえる観光名所。地下住居など宗教的な歴史のあるところなのですが、単純にきのこ岩が「ニョキニョキはえている」のだけで見ていて面白い。ただ、移動が強行軍なので、じっくり回れなかったのが残念! ここで、ラクダに乗って写真を撮って、ラクダから降りたらあずけていた荷物の中から現金が抜かれていた人がいました。注意! |
| 7日目:8月13日 アンカラ〜イスタンブール泊 |
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トルコ建国の父アタチュルク廟(墓) 観測地をあとにしてまた移動が始まりました。日食を観測できたので、もう心配事はなく、余裕の観光。まずは現代のピラミッドアタチュルク廟。 |
| 我が日食観測隊バス2号車のバスドライバーは、ひたすらぶっ飛ばし続け、帰り道でついにスピード違反で捕まってしまった。が、我々はひとり1ドルのカンパ運動により、罰金よりも多額のお金をドライバーにカンパ。そのおかげか、その後もスピードは衰えることはなかった。(写真は取り調べを受けている我がドライバー) | ![]() |
| イスタンブールの夜は日本食レストランへ 長い行程のあと、夕方にようやイスタンブールに到着。 あらかじめ調べておいた日本食レストランへ。 |
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| 8日目:8月14日 イスタンブールクルーズと自由行動 |
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| 再びイスタンブール また2日間かけてイスタンブールへ戻って、フリーの日。計画どおりイスタンブール市内探検へ。目標は「電車に乗って」、「地下鉄に乗って」「バザール(市場)で買い物」をすること。 まず、市電(写真後ろ)の切符を買うのだが、トルコらしく、買うところによって値段が違う。為替レートからいって、あまりたいした額の違いではないのだが、なんか損したような気分になる。 |
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バザール |
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| 9日目:8月15日 イスタンブール〜モスクワ〜成田! 長い!!!!!!!!!! |
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| MEMO | |||
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JTB(天文ガイド共催) | ![]() |
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ツアー代 (9泊10日) |
375000 |
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| 国内移動(金沢成田往復) |
30000 |
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| フィルム、撮影用具 |
10000 |
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| おみやげ、食事など |
40000 |
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| ひとこと感想 | |
| アエロフロート使用ということで心配したが、本当に心配通り。エアコンは利かない、時間には遅れっぱなし。モスクワのホテルも状況は同じ。逆にJTBの添乗員は大変すばらしい対応で、さすがとしか言いようがなかった。ツアー自体は「当日晴れれば大成功」ということで、一日10時間もの移動の疲れも日食をみれたことでぶっ飛びました。 日食後,隣の日通隊がビールで乾杯をしていたのがとてもうらやましかったです。 |
| ツアー後のおまけ話 | |
![]() おまけ1 日本に帰ってきて新聞を見てビックリ。トルコ/イスタンブール近郊で大地震が起こっていた。死者は17000人以上!昨日までイスタンブールにいたのに。 |
![]() おまけ2 トルコで撮影した皆既の写真が、石川県立中央児童会館のプラネタリウムのパンフレットに使われました。やっぱりうれしいもんですね(笑)。 |
| おまけ3 このツアーで御一緒し、いろいろお話させていただいた山形の板垣さんが2001年5月に超新星を発見されました(ツアーのとき、写真を嬉しそうにみせてくれた、自慢の60センチ反射による発見)。おめでとうございます!!!イスタンブ−ルで食べた日本食、うまかったですねえ。 |
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| おまけ4(2003.4) 日食に同行した盛本さんが、どういう訳か2003年の統一地方選(石川県議会選挙)に立候補。おまけにめでたく当選を果たしました。いやー、人生どうなるかわからんものです。 |
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![]() 中央はこの後超新星捜索者としてブレイクする山形の板垣さん |
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