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魚眼って
普通の写真で切り取る範囲はとても狭くって、雲の本当の姿をとらえることができない事も多いのですが、魚眼レンズを使えばたった1回シャッターを切るだけで、それこそ「丸ごと」空を写し取ることができます。
 
 1.魚眼で見る10種の雲の表情 (層雲は魚眼ではわかりにくいので、掲載してありません)
部分を見てわからなくても、全体の質感や表情をつかむ方がわかりやすいこともたくさんあります。魚眼で雲をとらえるとその違いがはっきりとわかります。
 

巻雲
繊維状の構造

巻層雲
半透明で青空が透けて見える
  
 
巻積雲
非常に小さく薄い雲片が無数に並ぶ

高積雲
規則正しい雲片の集まり
 
 
高層雲
空一面の明灰色、太陽がぼんやり見える

積雲
大きな塊状の雲片
    
 
層積雲
モザイク状の雲からわずかな隙間

乱層雲
ムラのある暗灰色
  

積乱雲(かなとこ)
鉛直に発達する巨大な雲の塊

真夜中、満月近くの月に照らされる空いっぱいの高積雲
円周魚眼レンズ 
     
 2.雲量
快晴 or 晴れ or 曇り の天気判断は、雲量(全天に占める雲の割合)で決められ、雲量が0〜1の時を「快晴」、2〜8を「晴れ」、9〜10が「曇」。つまり、雲が8割を占めていても気象学的には「晴れ」なのです。魚眼を使えば雲量の違いもよくわかります。
ちなみに、また、雲がわずかにあるものの雲量1にも達しないときは0+、逆にほんのわずかな隙間が見えるような時を雲量10-と言います。

  
※注意: 
写真から雲量を知るには、被写体の立体角と画面上の面積が比例関係となる等立体角射影方式等を仕様としている魚眼レンズが必要です。上の写真は全て同仕様のレンズを使用して撮影しています。  (例 Sigma : 8mm F3.5 Circular fisheyeなど)
 
 3.全天に広がる美しい光景を丸ごと写し撮る

すばらしい早朝の高積雲

青と白真っ二つの空
  

空を横断する巨大積雲列

青と白と灰色の空
   
 4.魚眼で写し取る季節と雲
 広い空と地上の季節を同時に撮るのは魚眼レンズの独壇場です。

4月 満開の桜と積雲

4月 菜の花畑と晴天積雲
  

4月 街路樹の緑・青空に映える積雲

5月 水田と晴天積雲
  

6月 梅雨の始まりの高積雲
   

9月 実りの秋の巻雲

10月 収穫の晩秋と羊雲(高積雲)
  

12月 日本海から押し寄せる北陸の雪雲

1月 雪雲の隙間の青空
 5.魚眼で見た大気光象 
写真だと大きさを実感しにくい大気光象。魚眼で見ると空に対する現象の大きさがわかります。 


主虹の虹は半径は約42度。巨大な現象ですが、空全体から見ればおよそ1/5程度を占めるに過ぎません。

環天頂アーク
天頂(画像中央)を中心にして円を描くようにできるためこの名で呼ばれます。
空は毎日違った顔を見せてくれます。
 
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