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まれに見る悪天候の夏
2022年は昨年までより木星の高度(赤緯)も上がって、夏季の好シーイングの時期に期待がかかっていました。
おまけに、ZWOの新しい惑星用CMOSカメラASI662MCが発売されて、期待は盛り上がる一方。
 
ところが、気象庁が6月末に梅雨明け宣言したものの、7月中旬からまれに見る悪天候続きに。
結局、気象庁は梅雨明け宣言を撤回するという、お話にならない聞いたことがない状況に。
8月〜9月の晴天夜は数えるほどしかなく、期待の夏は終了。消化不良のシーズンになってしまいました。
 

8月2日 ようやく今シーズンの惑星スタート

8月6日
 
8月7日 夏らしい好気流

左の画像を処理したときのレジスタックスの設定
   

8月7日

8月26日

9月11〜12日 約2時間の木星の自転
   
衝を挟んで20日間の土星本体の影の変化

 
 ← 4年間の環の変化
 

9月10日

9月11日
 
3D写真(平行法)

9月12日

9月15日
 
3D写真(平行法)
 
 
10月1日
土星のその近隣の衛星
狙ったミマスは写らなかった

10月1日
 
10月13日

10月13日の木星と同日の火星(柱:拡大率は違います)
 
10月16日
 
10月18日
特記
10月に入ってからも天候は相変わらず良くなく、気流は徐々に悪化。
ところが、大赤斑がこちらを向いている日・時間だけ晴れるという不思議な現象が、、、。
おかげで10月の木星はほぼ全て大赤斑が写っています。
 
 火星
 2022年惑星のトピックはやはり2年2ヶ月ぶりの火星接近。
ただし、今回は最接近が12月と言うことで、「気流的」にも「天候的」にも期待できない接近になりそうだったので、連続観測は断念。スポット的に撮ることにした。
ところが、我が竹ヤリで手に負える視直径15"となった11月からはやたらと気流が悪い日が続くという苦しい状況に。

2022年11月6日 視直径15.6"・中央経度0°
9月のダストストームのせいでコントラストが低い。

2022年11月12日 視直径16.2"・中央経度290°
大シルチス・ヘラス付近 気流は相変わらず良くない。

2022年11月21日最接近10日前 視直径16.9"・中央経度166°
左下にオリンポス山が分かる

2022年11月24日 最接近1週間前
  
 
2022年11月27日 最接近4日前
太陽湖付近が見えるが、最悪の気流
 12月1日に最接近を迎えるはずの火星でしたが、11月27日を最後に悪天のため観測・撮影できず、残念ながらゲームセットとなりました。

北陸は冬の気候に入ると雨・雪が2ヶ月近く続きます。
   
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