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2009年 皆既日食のメモ
2009年22日の皆既日食は夏休み中、それも皆既帯が日本の南を通ることで、「46年ぶりの日本での皆既日食」と大きな注目を集めました。しかし、結果としてこの年は梅雨前線が北上せず日本近海に停滞。トカラ列島を服も多くの場所で雷雨になるという悲惨な日食になりました。上海にも日本人が15000人も遠征したのですがここも雨
 。
私は観測地を晴天率などの条件の良い中国・杭州に決めて遠征。結果、薄雲はあったものの無事5分間にわたる皆既日食を楽しむことができました。ここでは簡単に日食の記録を残しておきます。
 
日食の概要
  皆既帯はインドから中国・日本トカラ列島を通り、太平洋へ抜ける。前半部は陸上+人口密集地を通る上、皆既時間も5分を超える最高の条件。

ただし、7月末期であることで、梅雨前線の動向が鍵になる。 


図はアストロアーツ「皆既日食2009」から引用
  中国では人口密集地・観光地でもある上海のほぼ真上を皆既帯が通るため、日本からは上海遠征を計画した人が約15000人。

トカラでは客船を利用したツアーも多かった。


 
図はアストロアーツ「皆既日食2009」から引用
日食観測ツアーと観測地
観測ツアーは1999年トルコに続き、JTBのツアー:「黒い太陽を撃て!」を選択。

トルコの際はモスクワ空港やトルコ国内でJTBの対応力を思い知ったので、迷いはない。 
日本と観測地の位置関係。
日本で日食が見られるトカラ列島とほぼ同緯度
このツアーでの日食観測地は上海からさらに内陸側に約100km入った杭州:天荒坪。

杭州市内に滞在し、前日観測地下見、観測当日に観測地「天荒坪」に移動して観測する計画.


当地の皆既日食継続時間は5分39秒(!) 
日食前日:下見・説明会 
 前日に2時間以上かけて観測地へ下見。
観測地は天荒坪という、標高900mにある人造湖周辺の周遊路。ここをセクションごとに各旅行業者が借り切って観測スペースを確保してあります。 
 
Google Earthでみた観測地。すぐ近くには上海天文台

入り口には観測隊各国の旗と歓迎の横断幕
 
入り口付近には日食についての展示もされていた
 
衛星中継車も既にスタンバイ
 
周遊道路を歩いて観測場所へ
 
この道路をセクションに区切って各観測隊に割り当てられる

IAUの観測隊は、現地に滞在して観測準備を整えた状態
   
← 空はこんな感じで雲だらけ。心配だけど、こればかりは祈るしかない。
 
夜、日食についての説明会と決起集会(?)。いやが上にも気分は盛り上がってくる。
   
 ★日食当日
 当日は朝3時に杭州市内のホテルを出発。

観測地に近くなると検問があり、交通・侵入者が制限されている。
(ビデオから)
 
天荒坪到着。駐車場には恐ろしいほどの台数のバスが到着してくる。
(ビデオから)
 

到着後、すぐに機材の準備
 
昨日は人がほとんどいなかった周遊路は人混みの様な状態に
 
準備完了。後は天気だけが気になる 

今回の撮影機材:タカハシ FC60NZ+VixenGP
99年トルコ日食にも持って行った機材
 
カメラ:Nikon D700 NikonD60+FisheyeNikkor
ビデオカメラ:CanoniVis FS21
 
日食全過程。終始薄雲の中の日食だった。
 

皆既中の空の変化 (Nikon D60+Fisheye Nikkor 10.5mm) 
 
 
日食終了。JTBの横山さんの音頭で勝利宣言。

観測場所からの帰り道の一コマ。表情に余裕がある。

帰り道で雷雨。これが観測会場で起きていたらと思うとぞっとする。

夜、祝勝会!皆さんホッとしている。 
   
日食当日夜、テレビニュースで 
 
各地での日食の様子。やはり曇り空のところが多い
 
天荒坪の様子も
   
 ★その他観光など
JTBのツアーは毎回観光も盛りだくさん。いろいろな所を見学・訪問。 
 
西湖
 
六和塔→ 
 
なんだったか?どこかの河坊街

中国茶の試飲
 
西湖での光と音楽のショー(オプションで現地申し込み)
 
魯迅の生家訪問。見事に観光地化されていた。
   
 
宿泊したホテル。必要十分。
 
食事は毎回いろいろなレストランの中華三昧。

上海の空港でお世話になった添乗員さんと同行した盛本夫妻、中川さん
   
日食写真 観測記録・資料

日食全過程。ダイヤモンドリングは薄雲のため「パールリング」に。
   
 
当日行った気象観測データ。残念なことに、皆既中に記録が止まっていた。
日食が進むにつれて、気温は下がり気圧が徐々に上がっている。また、食分0.85あたりから急に照度が下がるのが分かる。
照度が上下に振れるのは雲の影響。
 

上:日食開始前 下:中国付近を横切る月の影。 この影の下で日食が起きている。
日本列島南岸〜沖縄・中国にかけて厚い梅雨前線が横たわっているのが分かる。
高知大学気象情報頁・全球画像より改変
  
 
ツアースケジュール表
 
 
おまけ:1999年 トルコ皆既日食のようす。 
 
トルコ中央部シバス近郊での2分間の皆既日食

当時の観測記録 旧webページ不思議の国のakinokoより

 
   
   

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